こんにちは、生活工芸館です。
本日はアカデミー生の皆さんと一緒に山形県鶴岡市にあります、「関川しな織センター」に来ています。
しな織に使用する「しな」は、三島町では「モワダ」と呼ばれ、
ヒロロ細工の横材によく使用されます。
シナノキの靭皮の部分で、水に強く、強靭な繊維が特徴です。
まずは、関川地区でのしな採取の映像を見させていただき、
実際に糸になったもので、コースター織りの体験をさせていただきました。
糸になったモワダを触るのは初めてで、とても張りがあって丈夫だと感じました。
三島町では縄に綯ったりはするものの、糸にして布にする文化は残っていませでしたのでとても貴重な体験となりました。
材料の採り方にも違いがあり、アカデミー生の皆さんも興味津々で、
センターのスタッフの方々と情報交換を楽しんでいました。
今回お邪魔したのは、羽越しな布の制作をしている3団体のうちの一つ、
「関川しな織センター」さんです。
羽越しな布についてはこちら→羽越しな布振興協議会
清水
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